日誌

更なる「輝き」を求めて…☆

 「おはようございます!」

 校舎に今日も元気な子供たちの声が響きます。1学期の締めくくりの日である今日も、大谷小学校の朝は元気いっぱいに始まりました。校門脇の黒板には6年生から終業式を告げるメッセージが記され、登校する子供たちがそれぞれ足を止めて覗き込んでいます。多くの学びのあった1学期。頑張ったこと、悩んだこと、緊張したこと、本気になったこと。今夜はお子様と一緒にたくさんの思い出を振り返ってほしいと思います。

 終業式では校長から、大谷小学校の目指す児童像「優しさいっぱい」「学ぶ気いっぱい」「元気いっぱい」についての話をしました。些細なけんかや言い争いがあったとしても仲直りをし、互いに分かり合おうとする大谷っ子の姿が目立ったこと、担任から学ぶだけでなく自分たちで学びを進めようと前向きになる様子がどの学級にも見られたこと、豊かに生きていくために欠かすことのできない体力を、今後更に向上させていくこと。子供たちは自分の学校生活を思い起こし、1学期最後の講話をしっかりと受け止めていました。

 全校児童を代表して作文を発表した2名は「生活科でミニトマトを育てて感じたこと」「道徳科のノートに自分の考えをたくさん書いたこと」「漢字練習や音読練習を続けて長い文章をすらすらと読めるようになったこと」「鉄棒で新しい技に挑戦して達成感を味わったこと」など、自分の経験とそのとき感じた心の動きを、自分の言葉で色鮮やかに伝えることができました。大変すばらしい発表でした。

 終業式の最後は全校児童と全職員で一つになって、校歌斉唱です。入学直後は校歌を歌う場面できょろきょろとお兄さんお姉さんの様子を見渡していた1年生の子供たちも、今では大きく口を開け、大好きな校歌を一生懸命に歌っています。これまでの卒業生の皆さんと同様に、自分たちの学校の校歌を大切にする気持ちを持ち続けてほしいです。

 さて、残念ながらホームページの記事では音声までお伝えすることができませんが、最近の大谷小学校には元気な挨拶以外にも校舎に響く音が…。それはリコーダーや鍵盤ハーモニカの音色です。今朝は多目的室からピアノの音色も聞こえてきました。先日プログラムを配付したところですが、もうすぐ学習発表会の日がやってきます。それぞれの学年ごとに、子供たちのやる気と担任の指導に熱が入ってきています。学校全体が同じ方向を見据え、1つの目標を達成しようと互いに一生懸命になっています。学校生活において、これほど尊い瞬間はほかにありません。体育館には計画委員会の6年生が全校で決めた学習発表会のスローガンを掲げてくれました。全校児童は体育館での練習のたびにこのスローガンを目にし、日々言葉や歌声、動き、そして心を重ねています。

 3日間の秋休みをはさみ、学校生活は第2学期へ。今後も更なる「大谷っ子の輝き」に御期待ください☆