総合的な学習の時間(向が丘楽習)のガイダンスを行いました
6校時、総合的な学習の時間(向が丘楽習)のガイダンスを行いました。
昨年度まで、宮城県教育委員会の「個別最適な学びに関するモデル事業」の指定を受け、3年間授業改善の取組をしてきました。
教科では、単元内自由進度学習などの個別最適な学びに取り組み、県内外の先生方から高い評価を受けました。
今年度は、その取組を、総合的な学習の時間(向が丘楽習)などでも進めようと考えています。
目的は、予測困難なこれからの時代を生きていく子どもたちに、未知の問題や対立する課題について、どのように解決していかなければならないかといった学び方を学んでもらうためです。その手段として、気仙沼市が取り組んでいるESD*1や海洋学習・海洋教育を取り入れていきます。
講話や体験学習もありますが、ほぼ個人で課題を探し、調べ、まとめ、発表し、振り返るという1年間の流れになります。
今日のガイダンスでは、1年間 何をするか、VUCA*2・SDGs*3・Society5.0*4などについて説明し、なぜ、このような学習が必要なのかについて話しました。次回は、気仙沼市探究学習コーディネーターに、実際的な進め方を例示して、講話していただきます。
個人の探究学習は、中総体後に始めます。
生徒の皆さん、1か月間、自分は何を課題にしたらよいか、何を調べたり学んだりするかをじっくりと考えていてください。
ESD*1
「ESD(イーエスディー)」とは、
「Education for Sustainable for Development(持続可能な開発のための教育)」の略称であり、持続可能な開発を実現するために発想し、行動できる人材を育成する教育のこと
VUCA*2
VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の4つのキーワードから頭文字を取った造語で、「ブーカ」と読む。変化が激しく、あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、想定外の事象が発生する将来予測が困難な状態のこと
SDGs*3
「SDGs(エスディージーズ)」とは、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標。
SDGsは「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されている。
Society5.0*4
デジタル革新、イノベーションを最大限活用して実現する社会で、
狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)、情報社会(Society4.0)といった人類がこれまで歩んできた社会に続く第5の新たな社会のこと
宮城県
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