日々の出来事

令和6年度修了式を行いました

 3校時、修了式を行い、1、2年生全員に修了証が手渡されました。いよいよ4月からは1年上級になります。みんなで拍手をして、進級を喜びました。

 ある学年代表のことばに津谷中学校の学びの姿が表れていたので、一部抜粋して掲載します。

 私はこの1年間で頑張ったことが2つあります。
 1つ目は、総合的な学習の時間の個人探究です。
 中学校に入学してから、総合で個人探究が始まったり、単元内自由進度学習が増えたりなど、自分で考えて学習する時間が増えました。特に、個人探究では、小学校とは違い、探究テーマを決めることが大変でした。テーマをもとに調べてレポートにまとめ、発表するまで、全て自分で計画を立てて進めていくので、最初は何から始めれば良いのか分からず、あまり順調に進みませんでした。けれど、家庭学習の時間を使い、聞く相手に話の内容が伝わるようにプレゼン資料を工夫してまとめることができました。
 来年度の総合では、今年度の反省を生かし、見通しを持って進めていけるように頑張りたいです。(以下略)

 本校は、単元内自由進度学習や総合的な学習の時間(向が丘楽習)での個人探究など、個別最適な学び・協働的な学びの一体化を目指して取り組んできました。
 目的は、これからのVUCA(Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った言葉で、変化が激しく予測が難しい状況)の時代を生きていくために、「自律的な」学習者・学び手になってほしいと願うからです。
 生徒の発言や発表に、少しずつその成果が表れてきました。
 来年度、さらなる飛躍に向けて、生徒、教職員の一層の活躍を期待しています。

 最後になりましたが、1年間温かい励ましとご協力をいただいた保護者の皆様、地域の皆様に感謝申し上げます。