2017年2月の記事一覧

5年生 国語「メティアの関わりについて考えよう」

   
 面瀬小学校では,校内研究のテーマを「自分の考えをしっかりもち,豊かに伝え合う児童の育成~単元づくりと交流活動の工夫を通して~」として,国語の授業づくりの研究に取り組んでおり,全学級で授業実践を行っています。
 今日は,今年度最後の授業研究として「わたしたちとメディアの関わりについて考えよう」という学習をしました。この学習は身近なメディアに関心をもって読み、それらの特性や付き合い方を考えること等を目標にしたものです。2枚の気仙沼のポスターをもとにポスターの作り手が伝えたいこと(黒い部分)とポスターには表れていないがイメージできること(白い部分)について,自分→ペア→グループで学ぶ授業を行いました。子供たちは,「海と生きるとは、海から命をもらっていることを伝うえようとしていることだと思う。」などの考えを書いていました。
 今後も,自分の考えをしっかりもち,豊かに伝え合う児童の育成を目指して全職員が研鑽に励んでいきたいと思います。   

第4回 全国海洋教育サミットへの参加

    
 東京大学を会場に第4回全国海洋教育サミットが開催されました。気仙沼市からは,4つの小学校(面瀬小,階上小,大島小,唐桑小)と気仙沼高校(5つのグループ)が参加しました。本校からは,校長先生をはじめ3名の先生方と学校代表として,5年生の女子2名が参加しました。
 2月4日のサミット前日には,東京到着後,普段は見ることができない東京大学構内や国立科学博物館を訪れ,驚きや興味を抱きながら見学や貴重な体験をし,他校の友達たちとの交流を深めました。
 2月5日のサミット当日は,全国から72の発表団体が集合した大勢の会場で,面瀬小学校の5年生女子2名が『「海と生きる」気仙沼 魅力再発見』というテーマに,生鮮カツオ水揚げ連続日本一を誇る気仙沼の魅力を「自然」「風土・歴史」「産業」「食」の視点から調べ,活動を通して分かったことや,海とのかかわりを今後も大切にしていくことについて,気仙沼のよさと魅力を多くの参加者の前で力強く発表しました。2人とも原稿を見ずに,自分の言葉で堂々とアピールできた素晴らしい発表でした。 

5年生 わかめの収穫

     
 5年生が海洋教育の一環として,総合的な学習の時間「育てよう,味わおう,伝えよう豊かなる気仙沼」をテーマに尾崎漁港でわかめの収穫体験学習を行いました。これは,気仙沼のわかめの生産から消費までの過程を体験を通して学習することをねらいとしたものです。昨年11月10日に種はさみを行い,あれから3か月が経ちました。今回も小野寺憲雄さんをはじめとする「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さんの御指導の下,わかめの収穫を行いました。大きく育ったわかめをどんどん刈り取っていきました。刈り取ったわかめは大きな熱湯でボイルしてもらいました。学校に戻り,家庭科室で熱湯でわかめを洗い,ゆでてからしゃぶしゃぶにして食べました。子供たちはわかめをしゃぶしゃぶにして食べた経験がなかったことから,初めての食感を楽しんでいました。
  この学習を通して子供たちは,わかめの種はさみから収穫までの過程で,気仙沼の海の豊かさや働く人々の思いや願いを十分に理解することができました。
 御指導いただきました小野寺憲雄さん,「松岩・尾崎・マルセンわかめグループ」の皆さん大変ありがとうございました。