小泉小日記

巣立ちの日 ~涙の卒業式~


 3月17日(金)に体育館で卒業式が行われました。今年の卒業生は6年前の東日本大震災の年に入学した11名です。最上級生となった今年度は,みんなで力を合わせ学校のリーダーとしてがんばってきました。校長から一人一人に卒業証書が授与されましたが,証書を受けとる顔は自信と希望にあふれていました。保護者の方の前で証書を披露したり,花を贈ったりして感謝の気持ちもあらわしました。「別れのことば」では,小学校時代の思い出や,6年生としてがんばったことなどを元気に語りましたが,その頬には熱く流れるものがありました。在校生の席からは別れの寂しさにすすり泣く声が聞かれ,中には号泣する児童も見られました。式が終わり,暖かい春の陽ざしと春風の吹く校舎前で卒業生を見送りました。在校生と握手をしながら別れを惜しむ姿が見られました。また,同日,集会ホールで保護者主催の「卒業を祝う会」も行われました。卒業生の「恋ダンス」に拍手喝采でした。職員も「世界に一つだけの花」を歌って晴れの門出を祝いました。小泉中学校が閉校することにより,4月からは津谷中学校に進学します。小泉小学校の卒業生としての誇りと自覚をもち,新しい仲間とともに中学校生活を楽しんでほしいと思います。