月立小学校の日常を紹介します

校外学習~本物に触れる~

 今日は,全校児童で「リアス・アーク美術館」「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」に校外学習に行きました。
 
 美術館では,美術作品だけでなく,昔の道具の展示や東日本大震災の時の写真などにも触れました。みんな真剣に見入っていました。
 伝承館では,語り部の方の話を聞きながら,施設を見学するとともに,語り部の方からの質問に答えながら,津波の恐ろしさなどについても考えさせられました。
 今いる月立は津波の心配はありません。しかし,海辺を通っているときや将来住んだ場所が海辺だった場合,地震の発生とともに津波を想定しなければいけません。いつ,どんな場所でも自分の命を守ることができるよう,今のうちから少しずつ考えさせておく必要があります。そういった意味で,今日の校外学習はとてもよい機会だったと思います。

 今年,先生方と確認しているテーマの一つに「本物に触れさせる」を掲げています。学校には,スポーツ体験,音楽鑑賞など,様々な企画が持ち込まれます。授業の進度の関係もありますが,子供たちには,できるだけ「本物に触れさせる」機会を設定していきたいと思っています。その中から,何か感じてほしいと願っています。