月立小学校の日常を紹介します

先端と伝統

10月の最終日曜日です。

今日はスクエアシップでSONYのMESHのプログラミングツールを使ったワークショップに行ってきました。もちろん、月立小の仲間も参加していて、ワクワクな時間になりました。

7年前にすでにMESHのプログラミングツールを使った授業にふれて、そのおもしろさは体感していたので、改めて、その時の子供たちのワクワク感を思い出していました。

今日のワークショップの先生は、SONYグループでMESHを開発した荻原さんと、同じSONYグループのエンジニアの村田さんです。他にもICTを得意とする女性の方々が集まり、子供たちや地域の未来を考えるカッコイイ時間を過ごしました。

プログラミングの良いところは、論理的な思考が身に付くことですね。大事なのが「遊び」という活動を通して、勝手に「学び」が始まるところです。教える先生が遊びを知らないと、学びには行き着きません。おもしろさがあれば、子供たちは勝手に学び始めます。

荻原さんのプレゼンにもあるように、自分たちの生活や社会は、自分たちで変えていける、まさに、その通りです。子供たちの社会を狭めているのは…?を問われている言葉でした。

つきポくんの可能性は、子供たちができる事を広げ、自分たちで学校を変えて行ける風通しになります。それぞれの教室でも同じ風通しの穴が出来ると、大きな変化になります。

そして、午後は伝統の早稲谷鹿踊です。

鹿踊指導者の皆様に、本当に育てていただいている子供たちです。

自分の住んでいる地域の伝統を学ぶ時間を通して、人とのふれ合いや思いやり、協力、忍耐、そして感謝と、根幹=心の根っことブレない芯づくりの時間です。これらが後々の先端の学びの発揮につながります。

新月公民館祭りの最後の演目で、子供たちの鹿踊に大きな拍手が送られました。

 最後は、感謝の気持ちを伝えました。

先端と伝統は、これから生きてく子供たちにはどっちも大事な学びです。その学びから、生きていく力を身に付け、蓄えて、将来の自分づくりを、自分でしていかなければなりません。

今週末からは11月です。カレンダーも残り2枚です。

「1年の計は元旦から」「1日の計は朝から」を1月の冬休み明けの集会で子供たちに話していました。どれだけ意識して、小さな行動を起こせたかが、この1年の自分の変化につながります。

「終わり良ければ全てよし」になるように、残りの2か月間の過ごし方を「善は急げ」の思いで、みんなで過ごして行ければと思います。

今日一日、月立小学校の子供たちと一緒に過ごし、その瞬間、瞬間の思いを重ねていただいた皆さんに感謝しています。

ありがとうございました✨