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メディアアーティストによる授業

武蔵野美術大学非常勤講師の先生においでいただき、4・5年生を対象に、映像の起源を体験する授業として、2つの体験活動を行っていただきました。1つ目のおどろき盤(フェナキスチスコープ)では、円盤型の型紙に自分で絵を描き、それを回転させることで絵が動いて見える仕組みを体験しました。2つ目のプラクシノスコープでは、デジタルカメラを使用し、連続性のある画像を写真に撮り、それを装置にセットして回転させ、鏡に映りこむ映像を見ることで動いて見えるという体験をしました。グループで相談して連続性のある8コマの写真を撮り、装置にセットして回転させると「わ!動いて見える!」と歓声が上がり、楽しく活動しながら映像の不思議について学ぶことができました。電気を使わなくても静止画が動画に見えるアニメーション装置の面白さ、過去のテクノロジーが現在につながっていることを体験的に学ぶ貴重な機会となりました。