日誌

6年生児童を対象に,情報モラル教室を行いました。

 NTTドコモの講師の方からは,個人情報の保護やネットいじめの防止などについてのお話を頂きました。
 特に,オンラインゲームに興味をもっている世代の子供たちに,以下のようなお話を頂きました。

 1.ゲームの中で個人情報を漏らしたり,悪口を言ったりけんかをしたりする人がいる。その上,現実世界とのON・OFFができずに,ゲームを引きずって学校でもけんかをする人がいる。そんな幼い人は,オンラインゲームをするには早い。
 2.ゲームやスマホは人を苦しめる道具ではない。携帯電話会社は,人を苦しめたり命を奪ったりするような,人を追い込む道具を売っているわけではない。
 3.発覚しないだろうと思って,学校のタブレットなどで勝手な検索をしている人がいる。タブレットで消したとしても,検索した履歴は残っている。使い方のきまりを守れないなら,タブレットを使うにはまだ早い。

 講師の方は,「インターネットを使うには自覚と自制心を身に付けなければならず,安全に使うことができない人にはスマホなどの道具を与えるべきではない。」というお考えでした。話を聞いていた6年生の児童の多くは心に響いたようでした。
 気仙沼市教育委員会から貸し出されているタブレットは,学習だけに使うものです。御家庭でも,使い方などについて話し合ってくださるようにお願いいたします。

「使い方のきまりを守れないなら,タブレットを使うにはまだ早い。」今後もこの言葉をしっかりと子供に伝えていきたいと思います。