鹿中 学校生活

指導主事学校訪問 3年生が公開授業

 
 6月5日(水)には指導主事学校訪問がありました。これは基本的に1年に1回,学校の授業や書類,教員研修などについて,教育事務所や市教育委員会の先生方から指導を受ける貴重な機会です。本校では「意味のある研修会にしたい」と考えて今回のプログラムを考えてきました。
 
 当日は3年生が国語科の授業を公開しました。自分のスピーチをよりよいものにするために,①自分の考えをしっかりともつこと,②多様に話合って交流し自他の考えを深めることを大事にして授業が行われました。また,指導をした佐藤先生はこの単元の授業を有効にするために,「配膳台のプロフェッショナル」と題した仙台市の中学生の発表を動画で紹介し,生徒に考える材料に提供していました。お陰でスピーチをどう評価したらいいのか,自分のスピーチにどう生かしたらいいのかが,分かりやすくなっていたと思います。生徒同士の話合いも何段階かあって,そのことから自他の考えの深まりが促進されていたようです。3年生の真剣な授業態度の成果です。
 
 授業後には先生たちで検討会をしました。2つの観点から効果を判断し,内容をグルーピングして,幾つかの要素を抽出しました。このことで,明日からの自分たちの授業に役立つ大事な知見を得ていたようです。先生たちの分析力の素晴らしさが光っていました。
 
 これらの様子をご覧頂き,丁寧なご指導を頂戴した教育事務所や市教育委員会の先生方に厚く感謝申し上げます。鹿折中学校は今後も生徒と教師が共に育つ学校になるよう頑張ります。