鹿中 学校生活

技術の授業 ワープロソフトの学習と人生の学習

 
 ある日のこと,2年生はPC教室で「技術」の勉強をしていました。しかし,生徒たちが大勢でPCに向かっている様子には何か違和感を感じたのでした。普段は先生の話を聞いて,友達と協力して学ぶ姿を多く見ているので,今日のように一人一人がPCに向かってキーボードを打っているのはちょっと違和感を感じたのです。いいのでしょうか?…何かみんな大人のように仕事をしているような印象です。
 ところで,今回の学習はワープロソフトの使い方のようです。ワードで日本語を入力して原稿を作り,写真を挿入して,印刷できるようになるための学習です。文字の入力方法や全体のレイアウト,写真の位置や大きさなど,様々なことを一つずつクリアしているようです。先生は印刷をして確かめることを勧めていました。確かに印刷してみると,画面では気づかなかったことが分かることがよくあります。
 現代的な学習のようにも見えるのですが,入力をしていた原稿は,相田みつをさんの「受身」という言葉(詩)でした。技術科の先生のお気に入りのようです。確かにどの子にも紹介したくなる文章でした。人の生き方や成長というものを教えてくれる名文です。技術を学びながら,人生も学ぶということになっています。下に文章をご紹介します。
 受身 相田みつを.pdf