鹿中 学校生活

中総体陸上大会② スポーツへの参加

 
 各種の競技会へは「役員」としての参加ということも,貴重であり,大事にしなくてはなりません。左上の本校生徒たちは,走り終えた選手からナンバーカードを回収しているのです。幅跳びでは砂場をレーキでならしたり,高跳びではバーの高さを測ったり,トラックではスタブロを回収したり,ハードルを並べたりと様々な仕事があります。役員生徒のそのような地道で正確な仕事があってこそ,競技会は成り立っているのです。本校生徒だけでなく,各校がそのような生徒役員を出し合って今回も大会を運営しました。大変お疲れさまでした。主役(選手)としての挑戦とともに,脇役としての挑戦や頑張りも高く評価したいものです。来年のオリンピックでも大勢のボランティアが活躍しますが,スポーツへの多様な参加スタイルを知っておきたいものです。
 
 
 ところで,スポーツにはフィジカルとメンタルの側面がありますね。そこがスポーツの面白みでもあります。如何に高い競技力があっても,それを出し切ったり,コントロールしたりするメンタルの力がないとよい結果は得られません。この両面を鍛えることが必要ですね。
 
 
 メンタル面は日常生活の中で養われるものです。勉強にだってメンタルの側面があります。ですから,日常生活でよい習慣を身に付け,自主的な態度をもち,自分で考える力を日頃から色々な場面で付けるようにしたいものです。鹿折中の生徒たちの競技する姿からは,そのようなメンタル面の充実ぶりが伺われていました。とても素晴らしいことです。この伝統はこれからも大事したいですね。