単学級の密を防ぐ

 宮城県に緊急事態宣言が出されたことに伴い,本市の感染レベルが1段階上がりました。これにより,教室内での密集を防ぐため,机の間隔を更に広げることや広い特別教室を使って授業を進めることが求められています。
 本校の3,4,6年生は単学級で他の学年に比べて密になっていることから,子どもを2つに分けて担任ともう一人の教師で少人数指導を行うなどの対策を本日から実施することになりました。
 
 4年生の算数はこれまで1つの教室で2人の教師が指導するティーム・ティーチング(T・T)を行ってきましたが,空き教室を使った少人数指導に切り換えました。これだと密を防ぐことができます。
 
 5校時,3年生の半分は教室で道徳,もう半分は隣の図工室でS先生と理科の学習中です。教室の子どもがいない机の上には道徳の教科書が置いてありますが,6校時はその机の子たちが教室に戻って道徳を勉強します。O先生とS先生は同じ内容を5,6校時の2回指導することになります。
 
 6年生は2校時と5校時に算数と国語を組み合わせました。2校時教室で国語を勉強した子どもたちは,5校時少人数教室でM先生と算数の学習をします。算数は単元末のテストをしていました。
 すべての時間,子どもを分けた少人数指導などの対策はできませんが,単学級の子どもたちの安全・安心のため,可能な限り密状態の解消策を講じていきたいと思います。先生方には負担をかけますが,職員全員でカバーし合って,緊急事態宣言の解除まで頑張ります。