令和3年度

4年生 国語「世界一美しいぼくの村」

 2校時4年生は国語の学習です。国語の文学的文章教材(物語文)にはいわゆる平和教材がいくつか取り上げられていますが,「世界一美しいぼくの村」もその一つで,アフガニスタンの内戦について描かれています。
 
 学習も最終盤の本時の目標は,「最後の一文を比べて読もう」でした。何と比べるのかというと続編である「世界一美しい村へ帰る」の終わりの一文です。ワークシートに二つの物語の最後の一文を読んで感じたことをまとめていきます。
 
 子どもたちの筆が止まっているのを感じたC先生は,グループでの話し合いを入れて情報交換を促しました。
 
 友達の考えに触れ自信をもって自分の考えを伝え合うことができたようです。発表したことをC先生は黒板にまとめていきますが,子どもたちは自発的に発表の中で「なるほど」と思ったことをワークシートに書き加えていました。一人一人の感じ方の違いに気付くことが,この単元のねらいであるので,達成できたのではないかと思いました。
 一方で平和や反戦への思いは,誰一人ぶれること無く全員に共通してもたせたいことだと最近改めて強く思っています。