令和3年度

6年1組 漢字の学習

 1校時,6年生は国語の授業。前半は「あかねこ漢字スキル」という副教材を使って新出漢字の指導をしていました。
 
 「あかねこ漢字スキル」は,私が駆け出しだった頃からある伝統的な教材です。読み方,使われ方の確認の後,下の写真のように,「そらがき」(1,2,3・・・と筆順を唱えながら,空中に大きく漢字を書く),「ゆびがき」(スキルの漢字を指でなぞりながら書く)をして練習していきます。
 
 そして,鉛筆での「なぞり書き」,「写し書き」と進んでいきます。担任のG先生の指導を見ていて,30年も変わらぬ指導が行われていることに,教育の不易の部分をみたような気がしました。
 
 当時の私は,「亜流はダメ,指導の仕方には長年の積み重ねがあるんだから」と先輩からの受け売りを後輩に偉そうに話していましたっけ。
 国語は体育や音楽に近い技能教科だと言われます。読み方,書き方,話し方・聴き方の技術を身につける教科です。そのために伝統を重んじながらも新しい指導の在り方を取り入れて,指導力を伸ばしていきたいと考えています。