令和5年度

中井小の宝物紹介2

1月27日(金)
 旧唐桑町には正月の縁起物「はじき猿」という民芸品があります。布で作られた小さな猿を竹ひごに抱きつかせ,竹製のバネではじくもので,災難や悪事を「はじき去る」と伝えられています。
   この「はじき猿」は毎年1月,御崎神社で行われる『宵まつり』で販売されるます。参道にズラリと出店が立ち並び、カラフルなはじき猿が売られる光景は、地元の風物詩となっています。
  ほかにも,遭難しかけた漁船を1頭のクジラが救ったという逸話から,小型の模型船「早波船(さっぱせん)」を奉納するという習慣も残っています。
  中井小の新校舎落成の際(平成7年),神の倉の千葉富賀雄様から贈っていただいた「はじき猿」と「さっぱ舟」が,今でも美しく中井小の2階のガラス棚に飾られています。どうぞ御覧ください。中井小の宝物です。