平成31年度

6年生の句会

 10日(金)の6校時,6年生が俳句の勉強のまとめとして句会を開きました。
 先生が作者名をふせて全員の句を提示します。子供たちは各自が良いと思った句を二つ選び,作品の下に付箋紙を貼ります。

 付箋を貼った人は,選んだ句のどこが良かったかをコメントします。その後,作者が名乗り出て,どんな情景や想いを詠んだかを解説します。
 
 先日,私はプレバトでお馴染みの夏井いつき先生の句会ライブに参加して,俳句の作り方を学んできました。そのことについて「一物仕立て」と「取り合わせ」,「12音の俳句のタネ」と「季語」などを説明しながら朝会で紹介しました。今回の6年生の勉強は,それをもとに構成したようで,12音の俳句のタネに気持ちと合うような季語を組み合わせた取り合わせの手法で作っていました。
 
 このサイズだと,子供たちの作品が読めるでしょうか。私が面白いと思ったのは,
「先生に 夢で怒られ 氷点下」
です。作者の説明によると「ショッピングセンターで,先生と娘さんに偶然会った。私がエスカレーターを使っていたら,『そんなの使わず,歩け!』と怒られた夢を見た。そのときのことを俳句に表しました。」とのことでした。
 子供らしい感性の句がたくさんあり,たのしい句会になりました。

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