水梨っ子ひろば

着衣したままでの水泳指導 1秒でも長く

 来週はプール納め。今日がプール使用の最終日となりました。とは言え、今日はとても暑くまだまだプールが恋しく感じます。

 この学習は、水から自己の生命を守ることが大きなねらいです。
 水の事故を未然に防ぐため、プールで水着での泳ぎと違う泳ぎの難しさを身をもって体験させ、そこから不慮の事故に出会ったときの落ち着いた対応の仕方を学ばせました。
 児童には「命を守る学習」「1秒でも長く生きる(浮く)練習」として実施しました。

 最初は、服を着て水泳大会と同じように25mを泳ぎました。
 「腕が上がらない。」「服が重くて前に進まない。」「全然スピードが出ない。」
 服を着た場合は、水の中では思うように泳げないことを実感することで真剣さが増しました。

 服に空気を入れて浮き輪のようにして浮いた後、ズボンの足の方を結んで首に掛け、胴の部分から空気を入れてライフジャケットのようにして30秒! 
 どのようにしたら長く浮けるか。

 体力を温存して! 空のペットボトルを使って40秒浮く! 
 とにかく長く浮くこと!!


 ゴミ袋でも大丈夫

 全員で回り、流れを作りました

 最後にその流れに向かって全力で泳ぎました。鯉の滝登り!!

 実際におぼれた場合は落ち着いて、肺から空気を出さないようにすること。
 おぼれている人を助けるときは、飛び込んだり直接つかんだりしないこと。ロープや竿、材木やペットボトルなど水に浮くもの、衣服等の物品を使って救助すること。
 近くの大人を大声で呼ぶこと。 などを確認しました。