水梨の自然・歴史・文化

昭和三陸沖地震 津波

 昭和8年3月3日の学校日誌には「昭和三陸沖地震」により津波が到達したことが書かれています。
 この地震は3月3日午前2時30分48秒に、岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖約 200 kmを震源として発生した地震で、気象庁の推定による地震の規模はマグニチュード8.1でした。地震発生30分後に津波が到達したという記録があります。
 死者数は全体で1522名、宮城県内では170名にも上りました。
 
 黄色の枠で囲んだところに
 「本日午前2時30分より 数回にわたり大地震あり なお三陸沿岸に津波あり」 と記されています。