投稿日時: 2018/06/01
気仙沼小学校HP管理者
気仙沼図書館の庭などの設計を行った「背景計画研究所」の井上さんからワークショップのねらいや内容についてうかがった後,気仙沼図書館の山口司書さんからスイセンについて調べるための図鑑などの使い方を教えていただきました。子どもたちはグループごとにスイセンの種類や特徴などについて調べ,そして,スイセンを植えたところに目印にする割り箸に自分の名前を書き,準備万端です。
いよいよ,スイセンの掘り起こしです。移植ベラで掘り起こしたスイセンの球根は,大きく育っていました。ひとつひとつに分け,図書館脇の「桜の小路」に移動し,植える場所を考えます。日当たりや図書館に来た時に見える場所はどこかなど,子どもたちなりに植える場所を考えていました。
時折小雨がぱらつく天気でしたが,子どもたちがスイセンを植え終わる頃には,太陽が少しだけ雲間からのぞくように空が明るくなってきました。
スイセンを植え戻し,子どもたちにとって図書館がまた一段と自分たちに親しみをもてる場所になり,自然に対する愛情を深めることができました。子どもたちが大人になって,そして,おじいさん・おばあさんになって図書館を訪れた時に
「ぼくが植えたスイセンが咲いている。」
という思いになってくれると思います。